SILKYPIX

RAWが撮りやすくなったので、SILKYPIXをダウンロードして試用中です。まだ大したことやってないけれど、現像用にひとつ買っておいても損は無いかな。UI(ユーザーインターフェース)はアレだね、Mac用としては並かそれ以下のレベル。機能が整理されていないし、やや操作性に統一感が無いような気がします。機能は十分以上のものを提供しているんだから、後はアンタが慣れればイイんじゃない? と言われているみたいな感じ。
TIFFに変換した後の処理はPhotoshopでやっています。私がPhotoshopで使っている機能なんて、多分他の安いソフトで十分間に合うくらいのレベルなんですが、これまた慣れちゃったので一から他のツールを勉強する気になれません。歳をとるということはこういうことです(←違うと思う)。
良く使うのはレベル補正、トーンカーブ、各種の自動補正、そしてアンシャープマスクくらいですね。時折クイックマスクモードも使います。
上のキタキツネの写真は、クイックマスクで顔の中心から周辺へ向けて徐々にグラデーションを濃くするようにマスクして、その上で光彩フィルタをかけています。あ、その前にトーンカーブでややコントラストを下げ気味にしています。顔の周辺は(ほぼ)撮ったままで、端っこに向かってじわじわと背景に馴染ませてやろうという意図です。
こういうことを色々やっているので、ここに載っている画像はカメラの善し悪しを判断する材料にはなりにくいと思います。よく平気でピントを外していたりしますし(これはわざとじゃなくて私の腕が悪いから)。
撮影情報に関しては何も記載していないことが多いですが、私はそもそも写真の下にレンズやらシャッター速度やらをゴタゴタくっつけることが嫌いなんですよね。見たけりゃEXIF覗けば済むことですし、そもそもそんな記述を読んだところで何かいいことあるのかなあと思うわけです。多くのブログで自分の手を煩わせてそれらの情報を記述してあるのには感心しますね、皮肉じゃなしに。みんな親切だなあと。