Optio S4i はいいカメラだ

使えば使うほど Optio S4i は良く考えられた操作体系を持っていると実感できます。十字キーを上に押せばすぐセルフタイマーモードになりますし(手ブレ抑制に効果のある2秒タイマーもあり)、下に押せばシーンモードから動画、ユーザーオリジナルモードまでを一望できるメニューが出ます。左右は良く使う露出補正で、ここには別の機能を割り当てることも可能。マクロ、遠景等の切り替えは専用ボタンが用意されていますし、撮影中にヒストグラムを出したい時も下のボタンでワンタッチ。撮影中にメニューを出す必要はほとんどありません。これらのボタンは再生モードでは別の役割を持ちますが、その場合は青い文字(またはアイコン)を見ればどの機能なのかすぐにわかります。この小さいボディに配置できるボタン類の数は限られますが、その制約の中でよくこれほど整理された体系を作り上げたものです。
写真1
ただ、AF動作中に液晶画像が止まってしまうのはいただけませんね。これでは動くものを撮るのが困難になりますし、せっかくの短いレリーズタイムラグが生きないのではないでしょうか。
昨日書いた手ブレについては、色々工夫して段々上手に撮れるようになってきました。でも少しでも気を抜くと危ないカメラではあります。ここまで小さく作ったのなら、下に折り畳み式ミニ三脚を忍ばせるなんてこと無理ですかね、ペンタックスさん。
写真2