続 プリンタ選び

色々と比較検討した結果、プリンタ購入候補には PIXUS990i と PXG900、それに小さな PIXUS80i が残りました。前回ちょっとこだわったFireWireインターフェースについては、まあMacも近々買い換えるだろうし、最新機種であればUSB2.0に対応しているのでそれまではUSB1.1でいいだろうと判断し、購入条件から外しました。それと同時にCFカード等からのダイレクトプリント機能もそれほど重要視する問題でもないだろうということで、考慮しないことにしました。
そうなると今の時点で最高の画質を得られるプリンタを欲しくなるわけで、しかも価格的にはフラッグシップモデルでさえ5万円を楽々切る以上、中途半端な機種を買うメリットは何もありません。いや、A4までしか出せないのは中途半端だと言われると返す言葉がありませんが。
PXG900は兎にも角にも耐候性の高い顔料系インクが魅力ですが、顔料系で写真画質を前面に押し出した最初の機種でもあり、インク詰まりや小さな不具合などが心配です。ここらへんは1年くらい使ってみないとわからない部分なので、新品のレビューなどからは判断しようがないんですよね。まあエプソンには染料系のPXG800もありますけど。
PIXUS990iは、従来から磨き上げてきた染料系プリンタの延長線上にあるということで、とりあえず安心感は一枚上手。しかもデザインのセンスがエプソンとは段違いに良くて、PowerBookともお似合いです。多分Macintosh G5などとも馴染むでしょう。価格.com などを見ると、意外にも顔料系のPXG900より用紙を選ばない傾向にあるようですし、純正のフォト光沢紙も評判が良いようです。問題は顔料系に対して劣る耐候性をどこまで重視するかですね。これは未だに判断に迷うところです。
で、そんなに迷うくらいならとりあえず手軽な PIXUS 80i でもいいんじゃないの、とか思ったり。ただモバイルで使う予定がないので、そうなるとフラッグシップ機との価格差もそれほど無いし、一体型カラーインクでコストパフォーマンスが悪いし、これまた判断に迷うところです。
ということで、今のところ気持ちは PIXUS990i に7割方傾いています。